シーラーでフィルムをとめるだけで短時間で作れる空気で動くパウチモーター。
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材料
- ナイロンフィルム (厚手の冷凍用ポリエチレンバッグ、厚み 0.05mm~0.09mm) Nylon-LDPE film 購入先リンク
- 注射器 (シリンジ) Termo 購入先リンク
- チューブ (内径 2mm) SMC TIUB01W-20 購入先リンク
- 注射器とチューブをつなげるコネクター (外径 1.5mm) ルアーフィッティング 購入先リンク
- チューブとパウチをつなげるコネクター (3Dプリンター用の設計ファイルはメールで問い合わせてください)
- 両面テープ (強力タイプ)
- セロハンテープ
- 厚紙
道具
- 熱シーラー NL-202J 購入先リンク
- ハサミ
- キリ
- 油性ペン
手順
型紙の印をつける
印刷した型紙の上にナイロンフィルムを乗せて、油性ペンで印をつける。
フィルムのカット
印をつけたあと、ハサミで適度な大きさに切る。この時、フィルムが離れたりズレないように気をつける。フィルムが裏返ったりするときちんと閉じない場合がある。
シーラーで貼り合わせる
シーラーのタイミングダイヤルを調整する。フィルムがしっかり溶着できる範囲で低い値がよい。
重ねたフィルムをシーラーの閉じる線にきちんと合わせて、2秒ほど押さえる。短いとちゃんと閉じない場合があるので、カチンという音がなるまで2秒ほど待つ。貼り合わせられたのを確認する。印に合わせて順番に貼り合わせていく。
型に沿って切る
貼り合わせが終わったら、外側の余分な部分をハサミで切り落とす。
空気を入れる穴を作る
空気を入れる穴をつける場所に印をつける。印を中心に四つ折りにした先端を”少し”だけハサミで切る。つい大きくなりがちなので、気をつけて小さく穴を開けるのがコツ。
空気穴の出来上がり
開いてみると穴の大きさがわかる。
空気コネクタに両面テープ
コネクタの底面に両面テープを貼り付ける。余分なところはハサミで切りとる。コネクタの穴に合わせて、キリで両面テーブに空気穴を開ける。キリがない場合は爪楊枝でもできる。
コネクタをパウチに取付
空気穴を開けた両面テープの保護フィルムを剥がす。コネクタの空気穴とパウチの空気穴の位置を合わせて取り付ける。しっかり固定する。
裏面をふさぐ
コネクタをつけた反対側にある穴をセロハンテープでふさぐ。これで空気のパウチは出来上がり!
厚紙に両面テープ
パウチの変形から動きを取り出すために厚紙を貼る。厚紙はパウチのサイズに合わせて適当な四角に切り、両面テープを貼る。パウチの変形をじゃましないように、両面テープを貼った側の角を少し切り落とす。
厚紙をはる
厚紙をパウチの両側に貼り付ける。
動かす
パウチにつけたコネクタに、チューブをつなげる。シリンジでチューブを通して空気を入れるとパウチが膨らみ、曲がるように厚紙がパタパタ動く。ちがうサイズも試してみよう!
Download
- 型紙のデザイン:pouch_samples
- ノズル印刷用CADファイル: