オリジナルのマッキベン型(McKibben type)空気圧筋は、筋肉と同じように縮みますが、同じ材料を使って「伸びる」タイプのマッキベン人工筋肉を作ることができます。ちがいは、編組チューブを縮めた状態でセットすることです。
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作業時間: 60 分
材料
道具
- 金属ロッド(直径6mm、長さ約150mm)
- エアーチューブ(外径3.2mm、内径2.0mm)
SMC、ポリウレタンチューブ TIUB01 - ハサミ
- 定規
- 注射器
- ケーブルタイガン (オプション)
手順
1スリーブの用意
編組チューブを使いたい長さの3倍の長さに切る。例えば今回は240mm(=80mm×3)くらい。金属ロッドに切ったスリーブを通し、端をケーブルタイで固定する。ロッドに沿って編組チューブを押し込んで、それ以上太くならず縮まない状態のまま、ケーブルタイで端を固定する。
2スリーブの熱処理
金属ロッドに固定した編組スリーブを、120℃のオーブンに20分入れる。縮んだ状態をキープして戻らないようにするため。
3ケーブルスリーブとゴムチューブの用意
金属ロッドに固定したまま、編組チューブが目いっぱい縮んだ状態で、長さを測ってテープで印をつける。例えば今回は80mm。印をつけたら編組チューブを金属ロッドからはずし、印をつけた長さにはさみで切る。
ゴムチューブも同じ長さで切っておく。例えば今回は80mm。
4コネクタ挿入
継手をゴムチューブの端に差しこむ。
5結束
編組チューブの中に継手付きのゴムチューブを入れる。継手をつけた側で、編組チューブとゴムチューブの端を合わせ、結束バンドでしっかりと締め上げる。結束バンドの余分なところを切る。
6プラグ挿入
プラグをゴムチューブの反対側の端に差しこむ。
7仕上げ
プラグを挿入した端のゴムチューブと編組ケーブルスリーブをまとめて、結束バンドでしっかり締め上げる。結束バンドの余分なところを切る。
8テスト
作った人工筋肉の継手にエアチューブをつなげ、注射器で空気を入れて動作を確認する。
関連レシピ
- Application: ミニ・マッキベン型 空気圧人工筋肉